良い水・悪い水の見分け方
良い水のテスト
国産・外国産を問わず様々なミネラルウォーターが市場には出ています。 健康に気を使う方や水道水の匂いなどに抵抗感のある方であれば、お気に入りのミネラルウォーターが一つや二つはあるでしょう。
しかし、本当に良い水とはどのような水なのでしょうか?商品として水を販売している各メーカーは、それぞれ独自の方法で成分の調査を行い、また定期的に水質検査をすることで商品のラベルに貼ってある成分表など水質を保っています。各メーカーは当然、これらの成分調査や水質検査にも投資をしているわけであり、水の検査法として優れているものであっても実際の消費者には無縁のものです。 また、商品に対して良いことはアピールしても悪いことは隠すのが人間の常でしょう。
ですが、特別な投資も必要なく誰にでも出来る、「良い水・悪い水の見分け方」があります。 それに必要なものはご飯と調べたい水だけです。水質テストは以下の手順で行います。比較対象として、水道水を用いるとよく分かると思います。
少し酸味のある匂いがすれば、その水は乳酸発酵しています。水道水は乳酸発酵せず、悪臭を放ちます。
なぜ乳酸発酵すれば良い水と言えるのでしょうか?それは、酸化還元電位(その物質が他の物質を酸化しやすい状態にあるのか、還元しやすい状態にあるのかを表す指標。水道水は酸化度が強い)や水自体の腐敗菌に対する抗菌力、酵素反応力などあらゆる良い水の条件を満たして、乳酸発酵は初めて起こる現象だからです。そして、この実験では、機械を使って水を変化させた場合にその変化が持続するかどうかもテストできます。乳酸菌が増殖して、発酵するまで夏でも10日程かかりますので、乳酸発酵が確認できた水は、少なくともその期間は良い水の条件を満たし続けている、ということです。日常的に特定のミネラルウォーターを愛飲している方や浄水器を使用している方、これから購入を考えている方には是非お勧めのテストです。